【2026年版】スイストラベルパスとハーフフェアカード完全ガイド|料金・使い方・買い方まとめ

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スイス旅行の計画を立てていると、必ずと言っていいほど目にするのが、「スイストラベルパス(Swiss Travel Pass)」と「ハーフフェアカード(Half Fare Card)」の2つ。

いざ調べ始めると……

  • 結局どっちがお得?
  • 本当に元は取れる?
  • 山岳鉄道は無料?
  • ハーフフェアカードだけでも大丈夫?

などなど、疑問が次から次へと湧いてきますよね。

スイスは交通費がとにかく高い!ので、パス選びを間違えると、旅行費用がガラッと変わってしまいます。そこで今回は、スイストラベルパスとハーフフェアカード、それぞれの特徴や違い、実際どちらがおすすめなのかを、現地在住者目線で分かりやすくまとめました◎

目次

スイストラベルパスとは?

スイストラベルパス(Swiss Travel Pass)は、スイス国内の公共交通機関が「これ1枚で乗り放題」になる、観光客向けの最強パスです。

対象になるのは、電車だけではありません。

  • 鉄道(SBBなど)
  • バス
  • トラム(路面電車)
  • 湖を渡る船

スイスは公共交通が非常に発達しているので、チューリッヒ、ルツェルン、インターラーケン、ツェルマット、そして私の住むジュネーブなど、主要都市を周遊するならこれほど心強い味方はありません。

ハーフフェアカードとは?

ハーフフェアカード(Half Fare Card)は、スイス国内の公共交通機関を“常に半額”で利用できる観光客向けパスです。

対象になるのは、

  • 鉄道(SBBなど)
  • バス
  • トラム(路面電車)
  • 湖を渡る船
  • 一部山岳鉄道

スイストラベルパスとの大きな違いは、「乗り放題ではなく、毎回半額で購入する」という点です。

パス種類と料金の一覧

❶ スイストラベルパス

スイストラベルパスには、「連続タイプ」と「フレックスタイプ」の2種類があります。自分の旅のスタイルに合わせて選ぶのがポイントです。

1. Swiss Travel Pass(連続タイプ)

使い始めた日から毎日連続して利用する、最も一般的なタイプ。

利用日数2等車 (2nd Class)1等車 (1st Class)
3日間254CHF(約51,257円)405CHF(約81,729円)
4日間309CHF(約62,356円)492CHF(約99,286円)
6日間399CHF(約80,518円) 634CHF(約127,941円)
8日間439CHF(約88,590円) 697CHF(約140,655円)
15日間 499CHF(約100,698円) 787CHF(約158,817円)

2. Swiss Travel Pass Flex(フレックスタイプ)

1ヶ月の有効期間中、自分の好きな日(移動する日)だけ選んで使えるタイプ。

利用日数2等車 (2nd Class)1等車 (1st Class)
3日分289CHF(約58,407円)461CHF(約93,168円)
4日分349CHF(約70,533円) 555CHF(約112,166円)
6日分424CHF(約85,690円) 674CHF(約136,215円)
8日分459CHF(約92,764円) 729CHF(約147,331円)
15日分 519CHF(約104,890円) 819CHF(約165,520円)

💡 在住者メモ
16歳以上25歳未満の方は、上記の料金からさらに30%OFFになる「ユース(Youth)」料金が適用されます。学生さんや一人旅の方はお見逃しなく!

どっちを選べばいい?

「連続タイプ」がおすすめな人

  • 毎日のように移動・観光をする
  • あちこちの都市を回る周遊旅行
  • 「切符を気にせずいつでも乗りたい」という安心感重視の方

「Flexタイプ」がおすすめな人

  • 1つの街に数日連泊して、その間はあまり遠出しない
  • 移動する日と、ホテルでゆっくり過ごす日がはっきり分かれている
  • 1都市滞在 + 1日だけ遠出、といった旅程の方

❷ ハーフフェアカード

ハーフフェアカード(Half Fare Card)は、1ヶ月間有効の割引パスで、価格は150CHF(約30,285円)です。1等車、2等車、どちらも半額で買えます。

ちなみに「2等車」で十分?

現地で生活している感覚から言うと、ほとんどの旅行なら「2等車」で十分快適です! スイスの鉄道は清掃が行き届いていて、2等車でも日本の特急列車と同じくらい(あるいはそれ以上)に綺麗です。

ただ、以下のようなケースでは1等車を検討してもいいかもしれません。

  • 記念日やハネムーン:特別な旅の思い出として、少し特別な空間で過ごしたい
  • 氷河特急などの人気路線:景色をより広い窓から贅沢に楽しみたい
  • ハイシーズンの旅行:2等車は混み合うこともあるので、確実に座って移動したい

使い方

スイストラベルパス

① パスを購入:Klook・公式サイトなどで購入できます。
② 利用開始日を設定:購入後、利用日を指定します。
③ QRコードが送られてくるので保存しておく(スクショでも大丈夫なことが多いです◎)↓
④ 乗車時に提示:車掌さんが来たらQRコードを見せればOK。パスポートの提示も求められることが多いので一緒に準備しておくと良いです!

ハーフフェアカード

① ハーフフェアカードを購入:購入後、QRコードが発行されます。
② SBBアプリで電車を検索:半額料金でチケットを購入。QRコードがアプリ内に生成される。
③ 乗車時に提示:購入したチケットのQRコードを提示した後、ハーフフェアカードも見せてと言われるので、ハーフフェアカードのQRコードを提示すればOKです。

スイストラベルパスのメリット・デメリット

メリット

❶ 「切符を買う手間」からの解放!

スイスの券売機は、慣れないと操作に迷ってしまうことも。パスがあれば、基本的にはそのまま乗り込んでOKです。スマホのQRコードを提示するだけなので、言葉の壁や時間を気にする必要がなくなります。

❷ 長距離移動ほど「元」が取れる

スイスの運賃は世界トップクラスに高価です。 例えば、チューリッヒからツェルマット、ジュネーブからインターラーケンといった長距離を移動するなら、通常料金で買うよりもパスの方が結果的にお得になるケースがほとんどです。大人気の氷河急行「グレッシャー・エクスプレス」も座席指定の追加料金のみで乗れちゃいます♪

❸ 「移動そのもの」が観光になる

個人的にイチオシなのが「船」にも乗れること! ルツェルン湖やレマン湖を渡る遊覧船も対象(一部除く)なんです。キラキラ輝く湖面とアルプスの山々を眺めながらの移動は、まさにスイス旅行の醍醐味ですよ。

❹ 美術館・博物館が無料(500箇所以上!)

雨の日や、ちょっとした空き時間にふらっと現地の文化に触れられるのは嬉しいですよね。

デメリット・注意点

❶ 毎日移動しないと損をすることも

「1つの街にじっくり滞在して、あまり遠出はしない」というスタイルの場合、通常チケットやハーフフェアカードの方が安く済むことがあります。

❷ 山岳鉄道は「完全無料」ではない

ここが一番の注意点です! ユングフラウヨッホやゴルナーグラート、マッターホルン周辺の山岳鉄道は、基本的には「割引(25〜50%OFF)」での対応になります。また、列車によっては、座席予約が必要な場合があり、その際別途料金が発生。「どこでも無料で登れる」わけではないので、予算を立てる際は気をつけてくださいね。

ハーフフェアカードのメリット・デメリット

メリット

❶ とにかく交通費を抑えやすい

最大のメリットは、チケットを50%OFFで購入できること。
実は、山メインの旅行だとハーフフェアカードの方がお得になることも多いです。

スイストラベルパスは、「通常移動は無料」ですが、山岳鉄道は追加料金が必要なケースが多め。しかも割引率が25%のところもある。一方、ハーフフェアカードは山岳鉄道も基本的に50%OFFになることが多いため、ユングフラウヨッホ、ゴルナーグラート、ティトリス、ピラトゥスなどに行かれる方はハーフフェアカードの恩恵をかなり感じやすいです◎

❷ 滞在型旅行に向いている

例えば、

  • グリンデルワルトに連泊
  • ツェルマットに数日滞在
  • ルツェルン周辺だけ観光

など、“1都市滞在型”の旅行ではかなり相性が良いです。毎日長距離移動しない場合、スイストラベルパスより安く済む場合が多いです。

❸ 1ヶ月有効なので柔軟に使いやすい

ハーフフェアカードは、1ヶ月間有効です。

そのため、

  • 数日だけスイス旅行
  • ヨーロッパ周遊の途中でスイスへ立ち寄る
  • スイス滞在が少し長め

という旅行スタイルにも合わせやすいです!

❹ Saver offerと組み合わせるとかなり安い

SBBの「Saver offer(割引チケット)」と組み合わせると、かなり安くなることがあります。

例えば、Half Fare × Saver offerだと、「え、こんなに安くなるの!?」と驚くことも(笑)
特に長距離移動では差額がかなり大きくなることがあります。

Saver offerって何?


スイスの列車チケットは主に2種類あります。

  • Regular offer:通常料金のチケット。基本的にその日のその区間内であれば、どの電車に乗っても大丈夫です。
  • Saver offer:早割のような割引チケット。通常料金よりかなり安くなることもあり、人気のチケットですが、購入した時間の電車しか乗れません。乗り遅れると無効になることもあるので注意が必要です。

❺ 旅行スタイルに合わせて自由に調整できる

スイストラベルパスは“元を取らなきゃ”という感覚になりやすいですが、ハーフフェアカードは必要な分だけ購入するスタイル。

そのため、

  • 無理に移動しなくていい
  • ゆったり旅行しやすい
  • 気軽に予定変更できる

というメリットもあります◎

デメリット

❶ 毎回チケットを購入する必要がある

これが一番大きなデメリット。
スイストラベルパスなら、そのまま乗車できるケースがほとんどですが、ハーフフェアカードは毎回チケット購入が必要です。区間検索、チケット購入を毎回行う必要があります。慣れれば簡単ですが、初めてのスイス旅行だと少しややこしく感じるかもしれません。

❷ 割引設定を忘れると通常料金になる

SBBアプリで検索する際、

「Half Fare Travelcard」を選択し忘れると、通常料金が表示されます。
そのまま購入すると、普通に高額な通常料金になるので要注意。スイスの交通費は本当に高いので、うっかりミスすると地味に痛いです(笑)

❸ 予定変更しづらい場合がある

とってもお得なSaver offer(割引チケット)を使う場合、購入した時間の列車のみ有効なので、乗り遅れた場合に次の電車に乗ろう、といった時間変更ができないケースがあります。「その日の気分で自由に動きたい!」という旅行スタイルだと、少し不便に感じるかもしれません。

結局どっちがお得?

スイストラベルパス vs ハーフフェアカード、結局どちらを選ぶべきか。
2026年の最新料金をもとに、一目でわかる比較表を作成しました。

比較項目スイストラベルパス ハーフフェアカード
基本料金 (2026)254CHF 〜 (3日間/2等車) 150CHF (1ヶ月間有効)
一般の運賃100%無料 (乗り放題)50%割引 (常に半額)
チケット購入不要 (そのまま乗車OK)毎回必要 (アプリや券売機で)
リギ山・シュトース100%無料 (タダ!)50%割引
グレッシャー・エクスプレス(氷河急行)100%無料(座席指定料金は発生)50%割引(座席指定も含む)
ゴルナーグラート50%割引50%割引
ティトリス・ピラトゥス50%割引50%割引
ユングフラウヨッホ25%割引50%割引
美術館・博物館500箇所以上が無料特典なし
「元が取れる」目安1日平均 85CHF以上の移動合計 300CHF 以上の移動

「自分の旅程で本当にお得なのはどっち?」と迷ったら、以下の「元が取れるライン」を基準にしてみてください。

1. スイストラベルパスが向いている人

目安:4日以上の滞在で、毎日2〜3時間以上の電車移動がある場合

  • 「元が取れる」サイン:
    • チューリッヒ→ルツェルン→インターラーケン→ツェルマット→ジュネーブのように、都市をまたいで周遊する。
    • 滞在期間中、4日以上はアクティブに移動する日がある。
    • 美術館やお城(シヨン城など)に3箇所以上行く予定がある。
  • こんな人にぴったり:
    • 「毎回チケットを買うのが面倒。スマホ1つでスマートに乗りたい!」
    • 「天気がいいから予定を変えて遠出しよう!」という柔軟性が欲しい
    • 初めてのスイス旅行で、とにかく安心・確実に旅したい。

2. ハーフフェアカードが向いている人

目安:滞在中の「通常運賃」の合計が300CHF(約6万円)を超える場合

  • 「元が取れる」サイン:
    • 1箇所(例:グリンデルワルトなど)に長く滞在し、近場のハイキングがメイン
    • 移動は少ないけれど、ユングフラウヨッホ(山頂)などの高額な登山鉄道に絶対乗る。
    • すでにレンタカーを借りていて、「たまに鉄道やロープウェイに乗るだけ」というパターン。
  • こんな人にぴったり:
    • 「手間がかかっても、1円でも安く抑えたい」という節約・計算派
    • すでに詳細なスケジュールが決まっていて、チケットを事前購入(Saver Day Passなど)する余裕がある。

予約は「KLOOK」や「SBB公式サイト」がおすすめ

パスの購入先はいくつかありますが、代表的な2つの方法をご紹介します。

1. 日本語で手軽に予約したいなら「KLOOK」

初めてのスイス旅での予約ならKLOOK(クルック)がおすすめ。

  • 日本語で予約・決済ができる(慣れない英語やドイツ語サイトに不安な方に!)
  • スマホですぐ使える電子チケット対応
  • 独自のクーポンが出ることがあり、定価より安くなる場合も

また、公式サイトで購入すると、クレジットカードの海外手数料が上乗せされるので、KLOOKのほうが安いこともあります!例えば、ハーフフェアカードは公式サイトで購入すると150CHF(約30,285円)ですが、仮にVISAで支払った場合、手数料は3.85%(カード会社によって多少異なります)となります。

つまり、150フランを支払った場合

  • 日本円換算(元値): 約30,285円
  • 海外手数料(3.85%): 約1,166円
  • ご請求合計金額: 約31,451円

KLOOKで購入すると、30,111円なので、約1,300円安く購入できるんです!

さらに、KLOOKを初めて利用する方に耳寄りな情報です! 予約時に私の紹介クーポンコードを利用していただくと、さらにお得にスイス旅をスタートできます

紹介クーポンで「500円分」がお得に!

KLOOKにはお友達紹介制度があり、下記のクーポンコードを入力して新規登録や予約をすると、500円分の割引が受けられます。

  • クーポンコード:MAIKOSWISS
  • メリット:
    • 初回予約がその場で500円OFF
    • スイスの交通費は単位が大きいので、少しでも安く抑えられるのは大きなメリットです。
    • 浮いたお金で、現地のスーパー「MIGROS(ミグロ)」や「Coop(コープ)」でちょっと豪華なチョコを買うのもおすすめですよ。

使い方は簡単。支払い画面の「クーポンコード」欄に MAIKOSWISS と入力して適用するだけ。これからスイス旅行を予定している方は、ぜひ忘れずに使ってくださいね!

2. 現地の公式サイトで直接買うなら「SBB(スイス連邦鉄道)」

スイスの鉄道を運営するSBBの公式サイトからも、もちろん直接購入が可能です。

SBBのサイトは英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語のみの対応ですが、現地の鉄道アプリ「SBB Mobile」と連携させておくと、当日の時刻表検索もスムーズになるので、英語OKの旅慣れた方やWISEのカード等をお持ちの方はこちらも便利です!

スイス在住者の「本音」アドバイス

「計算してみたら、ハーフフェアカードの方が安かった」というケースはよくあります。

でも、駅の券売機やアプリで「この行き先で合ってるかな?」「半額ボタンはどこ?」と迷っている時間は、せっかくの旅行中ではもったいないですよね。

「迷ったらスイストラベルパス」をおすすめします。 その理由は、「元を取る」以上のメリット(自由・時間・安心)があるからです。

「今日は雨だから、予定を変えて遠くの美術館へ行こう」
「天気が最高だから、もう一箇所別の展望台まで足を伸ばそう」

そんな時、追加料金やチケット購入の手間を一切気にせず、その場の気分で動ける自由は、金額以上の価値があります

まとめ

スイストラベルパスは、スイスを周遊する旅行者にとって、まさに「魔法のチケット」のような存在です。

  • スイスを広範囲に周遊する予定の人
  • 初めてのスイスで、言葉や切符購入の不安をなくしたい
  • 複数の都市をとにかく効率よく、ストレスフリーに移動したい人

という方には、自信を持っておすすめします!一方で、滞在スタイルによってはハーフフェアカードが適している場合もあるので、「どのくらい移動するか」を事前にざっくり計算してみるのが、賢く旅するポイントです。

料金を徹底的に調べて、比較したい方はこちらの記事をご覧ください!

スイスの物価は確かに高いですが、車窓から眺めるアルプスの絶景や、どこまでも続く青い湖、そして正確で清潔な鉄道の旅は、間違いなく一生の宝物になります。

自分にぴったりのパスを選んで、最高の鉄道旅を楽しんでくださいね!

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